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脱原発運動は何を目指していますか?

池田信夫先生のお答え

しかしこの言葉(脱原発)は、そもそも何を意味しているのかもはっきりしない。よく使われているのは次のような意味だ:

1. すべての原発をただちに止める
2. 原発をゼロにする
3. 原発を新設しないで減らしてゆく

1は社民党や中核派ぐらいしか言っていないが、2は朝日新聞や河野太郎氏などが主張している。3は孫正義氏の「原発ミニマム」や民主党政権の「減原発」に近い。共通しているのは「今より原発を増やさない」ということぐらいだが、そんなことは自明である。今から原発を新設しようとは、電力会社でさえ考えていない。つまり脱原発というのは、アンポハンタイほどの意味もない呪文にすぎない。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51733520.html



脱原発派の本当の主張は?
1)なるべく早く原発を停止し廃炉にする(ゼロにする)。その為に、現在停まっている原発を再起動させない
2)計画中や建設中の原発は全て即時中止する
3)核燃料サイクル政策を即時放棄する

1)については、電力不足との兼ね合いがあるが、電力設備は十分あり、それを有効に活用すれば電力不足は起きないと推定している。これは議論になっているが、電力会社がデータを出さないので謎のままである。
また、安全基準が絵に描いた餅になっているのが明白になったので、新たな安全基準や防災計画(例えば避難地域の再設定、オフサイトセンターの移転等)がないなら、安全確保ができていないはずなので、再起動に反対している

2)とにかくなるべく早く原発ゼロを実現するために、計画中や建設中の原発は即時中止

3)原発を将来ゼロにするのならば、核燃料サイクルは即時予算を停止し、放棄すべきだ。高速増殖炉「もんじゅ」も同じ。

それに対して、電力会社(や推進側)は、
1)なるべく長く原発は運転したい、現在停まっている原発は再起動させたい
2)建設中、計画中の原発は完成させ運転したい
3)核燃料サイクルは放棄しない

 ということになっていて、脱原発派の訴えと正反対である。(あまりにも脱原発の世論が大きいのであからさまに言っていないが準備は着々と進んでいる)

 年末には、原発再起動をめぐって、大きな騒動になるであろう。

 以上のようなことは、脱原発運動のブログなどから情報を丁寧に集める必要があるようだ。マスコミ報道やスローガンだけから、想像しても実態はわからないであろう。
 対立構図は、既得権者としての原発利権者と脱原発派の意見が対立しているという見方が有力だ。この対立は、日本の権力構造に深い根があるので、今後、原発が全停止するまで続く激しい社会的な対立となって、日本の政治や経済に大きな影響を与え続けるであろう。この問題の決着がどうなるかは、日本の未来に重大な影響を与えるであろう。
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テーマ : 池田信夫
ジャンル : 政治・経済

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このブログの紹介
経済学者の池田信夫先生はブログhttp://ikedanobuo.livedoor.biz/でいろいろなことを評論されているが、言語明瞭意味不明な場合があるので、Q&A形式に書き直し、「何を問い、何に答えているのか」を明確にしようとするものであります。ブログタイトルはちょっと変ですが、検索対策です。

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